暑い時も 寒い時も おれがどんな状況でも、
いつも楽しく 頭を滑るように刈り回っていた あいつ。
あいつ と過ごした日々は 楽しかった。
そんな あいつ が
今日 突然 動かなくなった。
振っても 叩いても うんとも すんとも いわない。
コンセントさして蘇生を試みた。
でも もう 遅かった。
どんだけ呼んでも あいつは 戻っては こなかった。
できることなら もう一度だけ こいつに刈られたかった。
できることなら おれの頭の上で 逝ってほしかった。
どれだけ悔やんでも もう 二度と あいつは 戻ってこない。
夏は 大切な あいつまで さらっていった。
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